福島県田村市大越町で農業体験してきました!

こんにちは!
ただいまNPO法人チームふくしまにインターンでお世話になっている工藤です。
同じインターン生の鈴木さんと福島県田村市大越町にあるひまわり会会長の佐久間さんのご自宅にお邪魔させていただきました。

最初に、佐久間さんがなぜひまわりの植栽を始めたのかを丁寧に教えていただきました。
佐久間さんは消えかかっていた大越町の緑、住民同士や世代間のコミュニケーションを取り戻そうとしたのです。
この想いがひまわり会発足につながり、ひまわりの植栽が始まりました。
当初は約5000本だったひまわりも現在では約3万本にもなったそうです!

ほかにもひまわり会ではつつじ、アジサイ、コスモスなども植栽しひまわりをつかった特産品も作っているそうです。
私もひまわりで作った杖(特産品のひとつ)を使わせていただきましたが、杖はとても軽くしかも丈夫で使いやすいものでした。
ひまわり会ではいろいろなイベントを実施していて、ひまわりコンクールやひまわりフェスティバル、冬にはイルミネーションをつかった光と炎のファンタジーなどを開催されているそうです!

精力的に活動しているひまわり会のお話を聞き、地域愛について佐久間さんの熱い想いを感じることが出来ました。

農業体験では午前中は佐久間さんが栽培しているパッションフルーツの余計な葉の除去のお手伝いをさせていただきました。
鈴木さんと一緒に作業させていただいたのですが、午前中まるまるつかっても終わらせることできず、この量を佐久間さんは普段一人でやっているのかと驚愕しました!

このとき取ったパッションフルーツの葉は煎ることによってお茶っぱとして使えるようになるそうです!
実際にそのお茶を飲ませていただきましたがパッションフルーツの香りと甘みが味わえるとてもおいしいお茶でした。

午前中の作業が終わりお昼になったのですが、なんとそばうちを体験させていただきました。
佐久間さんは自己流とおっしゃっていましたが、私から見たらまさに職人芸といえ感嘆詞が漏れてしまいました。
私も見よう見真似でやらせていただいたのですが、やはり佐久間さんのようにはいかずとても太いそばが出来上がってしまいました…..

 

昼食は作ったそばと佐久間さんが栽培している野菜を使った料理をいただきました。
野菜はどれもおいしく、気づいたときにはぺろりと平らげてしまいました。
自分たちの打ったそばは太く食べづらかったのですが、佐久間さんが打ったそばはとても細く、お店で出すものと遜色ないほどにおいしかったです。
私は普段余り野菜を食べないのですが、佐久間さんの作る野菜はとてもおいしくもっと食べたいという気持ちになりました!
デザートでは、栽培しているパッションフルーツをごちそうになりました。
佐久間さんが栽培しているパッションフルーツは今まで食べたパッションフルーツよりも甘く午後で待っている活動への活力となりました。

午後になると、佐久間さんがひまわり畑に連れていってくださいました。
ひまわり畑に行く途中にあるミツバチを飼育しているところも拝見させていただきました。
ミツバチを飼育している箱は20個近くありその中には大量のミツバチと蜜がありました!

そしてひまわり畑に行くと大量のひまわりが咲いていました。

ひまわりたちは台風の影響で斜めに少し倒れていましたが、それでも立派に咲いていました。
中には私よりも高いひまわりがあり(私の身長は182センチあります)、ひまわりとはこんなに高く育つのかと驚かされました。
そして、ひまわりについて佐久間さんからいろいろお聞きすることができました。
ひまわりはずっと太陽を見ているものだと思っていたのですが、そうではないと聞き驚きました。
ひまわりは成長するときは太陽の方をむくが、成長してからはずっと東を向いていると教えていただきました。
成長期のひまわりは効率よく光合成をするために太陽の方角(東)を向きます。
私はひまわりはその習性のまま枯れていくのだと思っていたのですが、実際には違いました。
成長期から成熟期に入ったひまわりは東を向いて固定するそうです。
なぜかは諸説あるらしいのですが、夜露がたまっているので効率よく夜露を蒸発させるためではないかというのが一説であるとのことです。
さらに、ひまわりの黄色い花は、実は花ではなくと聞いてさらに驚きました。
ひまわりの花は種のところに小さく生えていました。
あの黄色い萼は何のためにあるのかというと、ひまわりは動物媒で受粉する植物であり、受粉の鍵である昆虫にわかりやすくするためにあの黄色い花はあるそうです。
普段何気なく見ていたひまわりにこんなに知らないことが含まれていたなんて想像がつきませんでした。

佐久間さんの畑に帰ってからはひまわりの苗を植える手伝いをさせて頂きました。
今植えたひまわりは10月ころには咲くそうです!

その後はパッションフルーツの収穫のお手伝いをさせていただきました。
パッションフルーツはなっているものをとるのではなく、地面に落ちているものを収穫しました。
そしてビニールハウスの中にパッションフルーツをつるすところがあり、1つ1つつるしていきました。
なぜつるすのかというと、ビニールハウスの中でつるすことによってパッションフルーツを熟成させるそうです!
ビニールハウスの中には、多くのパッションフルーツがあり、パッションフルーツ特有のとても甘いにおいがして食欲がまたわいてしまいました。

パッションフルーツの作業が終わった後は、佐久間さんがお疲れ様と採れたてのきゅうりとトマトをごちそうしてくださいました。
実のところ私はトマトが苦手なのですが、佐久間さんの栽培しているトマトは驚くほど甘く、トマト嫌いな私でも思わず『うまいっ!』と声をあげてしまいました。
あのトマトがもし普段の食事で食べれるのであれば、私がトマト嫌いになることはなかったと思います。

今回の農業体験で私は佐久間さんや地域の方たちのひまわりに込めた熱い思いを感じました。
佐久間さんのお宅に飾られていた写真や道中のひまわり、地域の方の知らないはずの私に対する朗らかな挨拶を見て聞いてなんてすばらしい地域なんだと感じました。
今回この場所で体験することができて本当によかったです。

佐久間さんと佐久間さんの奥様には今回大変お世話になりました。貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。