ひまわりゆりかごで菜の花栽培


福島ひまわり里親プロジェクト ブログ

日に日に冬の訪れを感じる立冬の11月8日
福島県郡山市内でご自宅の庭先の除線に「ひまわりゆりかご」を活用してっくださっている
一般家庭のAさんのお宅に伺って
ゆりかごと周辺の放射線汚染密度の測定をさせていただきました。

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まずはバックグラウンド値の設定を行ないます。
Thermo scientfi RadEye B20-ER 携帯用多目的サーベイメーター を使用いたしました。

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Aさんのお庭では西洋芝を綺麗に管理されていらっしゃいました。

生活環境の放射線を低減させるために芝生を取り除いて
さらに表土を3~5cm削り取られて
ひまわりゆりかごのなかに積み重ねていただきました。

一部芝生がまだ残っていましたので芝生の表面を測定させていただきました。

一分間測定した平均値は測定場所によって

2.56~3.31Bq/c㎡ の間で数値が推移いたしました。

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次に芝生を取り除いて表土を削り取られたあとの表土の測定を行ないました。

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3ヵ所でそれぞて1分間計測した平均値を測定を行ないました。

0.00~0.01Bq/c㎡ となりました。

ほぼ放射性物質は取り除かれていることがわかります。

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庭の中で芝生近くの植え込みの側は表土は手付かずの状態だったということで
表土表面を測定してみました。

1.98Bq/c㎡ でした。

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そこで表土を1cm深さほど削りとってみてから測定してみると
0.26Bq/c㎡ まで下がりました。

1cm削ると9割近くもの放射性物質が減少していることがわかります。

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ひまわりゆりかごのなかでは菜の花が芽を出していました。
秋~冬から春先にかけては菜の花を栽培することで
春~夏ひまわりとの連携で1年間通して植物除線を行うことができます。

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ひまわりゆりかごの表土表面の数値は
3.10Bq/c㎡ でした。

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次にひまわりゆりかごの表土から深さ5cmを測定してみたところ
3.70Bq/c㎡ でした。

主に耕うんしていない表土を削りとって積み重ねた場合は
表土からひまわりゆりかごの底部分あたりまでは
各層ともに同じような数値を示します。

来年の春に菜の花が咲いたあと ひまわりを栽培する前に
再びAさんのご自宅に伺いましてひまわりゆりかごの中の土壌の測定を行う予定です。

Aさんのご自宅ではお子様たちからより遠ざけるために
敷地内の中で自宅から一番離れた場所にひまわりゆりかごが設置されています。


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YouTube動画 『ひまわりゆりかご』の組み立て

ひまわりゆりかごの最大のメリットは
表土除去と植物除線を一緒にすぐ取り組める
ハイブリッド型除線にあると考えます。

表土除去による除線の効果は誰もが知るところですが
削りとった土をどうするか、どこに運んで保管するのかという新たな問題が発生いたします。
このため除線が先に進みにくいというケースも発生しております。

東大アイソトープ総合センター長 児玉龍彦氏は
除せん活動とは子供たちから放射性物質を隔離して保管し管理しながら
自然崩壊による減少を待つことであるとおっしゃっています。

しかしながら削りとった表土をどこへ運べばよいのか先が見えないなかで

ご家庭でもすぐに取り組める
除線活動の一つとして
ひまわりゆりかごはその役割があると感じています。

まずはその場で行える現地除線というやり方
表土除去と植物除線を組み合わせたハイブリッド型除線をすぐに行える
ひまわりゆりかごの活用をおすすめいたします。

ひまわりゆりかごに関するお問い合わせは

こちらまで

福島ひまわり里親プロジェクト事務局
info@sunflower-fukushima.com