福島県では各市町村単位でこどもたちの命を第一に考え
外部から受ける被曝量を下げるための除線活動が行われております。
下げることができました。
各町内会やPTAなどおよそ6000団体を対象とした
線量低減化活動支援事業補助金の交付が開始されました。
安全で安心して食べることができる野菜やお米を育て作ることは
命を繋いでいくためになくてはならないことです。
命を繋いでいくための食料を作っていく農地の除線はまだまだこれからといったところです。
ひまわりの可能性にかけてみることにいたしました。
そして、さまざまなことが判明するまでの時間のことを考えた上で
全国の里親のみなさまからたくさんのご協力をいただきましたおかげで
「雇用・絆・忘れない」の3つの柱を築くことができました。
福島でどう栽培していくことが効率的な除線に繋がるのかを模索いたしました。
誰でも取り組むことができる農地の除せん方法の一つとして
月刊現代農業2011年10月号に掲載されております
『ふくしま希望除線方式』 に着目いたしました。
福島の農地で除線を行いながら
より安全で安心して農業を行うことができると確信しております。
ひまわりには土壌中の放射性物質を各部位に取り込むことと
土壌中の放射性物質を吸収したひまわりを取り除くことで
栽培していた土壌の放射線が減少していることが分かってきています。
私たちが今最も知りたいことは
ひまわりを含むさまざまな植物除線試験によって
・土壌から放射線がどれだけ少なくなったか
そこで
植物による吸収除線における土壌除線率を一つの考え方として提唱させていただきます。
土壌ベクレル値の計測を体系的に行う事により
容易に土壌ベクレル値の変化を数値化する事ができます。
体系的な数値化をする事により
実践しやすい効果的な植物除線方法が視えてきます。
除線の成果の直接的目安として、
実際の対象土壌の放射線減衰の実際の値を顕す除線率に置き換える
今後の除線の在り方を示してくれるものと確信いたします。
除線率の算出基準が一般的に定義されていき
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A 事前測定・・・除線植物移植(播種)前の測定
①除線花壇前測定
測定箇所 1表面測定 2土中に向かい5cm刻みの従来表土まで測定
②除線花壇対比箇所(除線植物移植をしない部分)の前測定
測定箇所 1表面測定 2土中に向かい5cm刻みの従来表土まで測定
③除線花壇と剥離部分の空間線量測定
測定箇所 除線花壇1表面測定 2表面から1m地点の測定
剥離部分1表面測定 2表面から1m地点の測定
B 栽培後測定・・・除線植物排除後測定
①除線花壇前測定
測定箇所 1表面測定 2土中に向かい5cm刻みの従来表土まで測定
②除線花壇対比箇所(除線植物移植をしない部分)の測定
測定箇所 1表面測定 2土中に向かい5cm刻みの従来表土まで測定
③除線花壇と剥離部分の空間線量測定
測定箇所 除線花壇1表面測定 2表面から1m地点の測定
剥離部分1表面測定 2表面から1m地点の測定
A B それぞれの計測値比較
各項①②による個別箇所別計測値毎に総和値ABを算出
A-B=総合減衰値
A-B/A×100=総合除線率
握りしめた手の中には想いのこもったひまわりの種があります。
ひまわりの種の採り方についてはこちら
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/entry-10990050135.html
ひまわりの種を送っていただく際の注意点とお願い
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/entry-11021685944.html
日本全国の里親の皆様、福島ひまわり里親プロジェクトを応援していただいている皆様へ
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/entry-11018938992.html