日本全国の里親の皆様、福島ひまわり里親プロジェクトを応援していただいている皆様へ

日本全国の里親の皆様、

福島ひまわり里親プロジェクトを応援していただいている皆様へ

~福島ひまわり里親プロジェクト 今後の展開について~

1.ご協力への感謝と御礼

東日本大震災と福島原発事故を受け、「福島ひまわり里親プロジェクト」を立ち上げ、福島県外でひまわりを育てて、種を福島へ送っていただける里親さんを募集させていただきましたところ、申込を締め切らせていただきました平成23年8月31日までに、日本全国全ての都道府県から13,000件以上のお申し込みをいただくことができました。

日本全国でこれだけたくさんの方が福島のことを忘れないで、福島の復興を願っていただいていることに、福島県民は日本人の絆の深さを感じ、励まされ、勇気と元気をいただいております。

日本全国の里親さんになっていただいた皆様、本プロジェクトにご支援、ご協力をいただきました皆様に心より御礼を申し上げさせていただきます。

2.福島県におけるひまわりの現状

福島原発事故後の福島県内では、土壌中の放射性物質を取り除くとされるひまわりの可能性に期待するとともに、農地の荒廃を防ぐためであったり、夏に咲き誇る元気なひまわりを復興のシンボルにしようとしたり、様々な目的で、多くの団体や個人がひまわりを咲かせる活動を展開しております。

そして、ひまわりは福島の再生を願う県民のみなさまを勇気づける存在となり、復興のシンボルとして定着しようとしています。

3.平成23年9月14日の農林水産省の発表について

平成23年9月14日に農林水産省が「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について」という発表を行い,
その中で「ヒマワリは除染効果が小さく,現場への普及の段階に無い」「最も効果的だったのは表土を削り取る方法で、最大で97%低減できた。」
とされました。

○農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について
http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/110914.htm

当初から私たちプロジェクトメンバーも自主的な実験結果や学校等でのグラウンドの除線作業の結果に基づき
土壌の除線には、表土除去が最も有効な手段であると認識しておりました。

私たちは、まだ耕運されていない農地については、最初に表土除去を行ってから、
取り除かれて農地の脇に寄せられた放射性物質が濃縮された土壌の部分にひまわりを植えて、
放射性物質を吸収させるという手法に着目していました。

『福島ひまわりゆりかごプロジェクト』
http://ameblo.jp/sunflower-fukushima/theme-10042215654.html

とはいえ、私たちや全国の里親のみなさまが希望をたくしたひまわりに効果がないという今回の農水省の発表にはショックを受けております。
しかしながら、民間のグループの実験では、ある一定の効果があるという結果も公表されておりますので、
可能性をあきらめず様々な状況にも応じれるようこのプロジェクトの改善をすすめて参ります。

○ひまわり“放射性物質を除去” (9月9日 NHK NEWS WEBより)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110909/k10015484921000.html

4.ひまわりにかける絆と復興への想い

ひまわりに放射性物質を吸う効果が少なかったとしても、私たちには日本全国の方の福島への想いがこもったひまわりというかけがえのない財産があります。

来年、福島県内で、里親さんの想いのこもったひまわりが咲き誇り、その様子をご覧になられた多くの福島県民はきっと、日本全国との絆を深く感じ、勇気づけられることと思います。

私たち福島ひまわり里親プロジェクトでは、日本全国の里親のみなさまの想いのこもったひまわりが福島の再生の歴史が動いた瞬間として深く刻まれ、復興のシンボルとして未来永劫に定着していくことを強く願っています。

そして、将来的にはひまわりを通じた観光振興、雇用の発生、バイオエネルギーとしての活用などへの発展を目指していきたいと思っています。

5.これからも続きます福島ひまわり里親プロジェクト

私たちは復興のシンボルひまわりを通じた福島の再生が実現できる日までこのプロジェクトをやり続ける決意と覚悟でこれからも前進してまいります。

今年の秋には日本全国の里親さんが想いを込めて採取した種がたくさん送られてくることを楽しみにお待ちしております。

そして、来年以降は里親さんの想いのこもったひまわりの種を福島県内で配布する活動を続けるとともに、毎年里親さんの募集も行う予定です。また、放射能除去の効果についても研究を続けていくつもりです。

「雇用・絆・忘れない」をキーワードに
これからも引き続き福島ひまわり里親プロジェクトへのご支援・ご協力をお願いいたします。